学校で授業を受けるときは先生が黒板に書く内容をノートに書き写すでしょう。となると同じ授業を受けている子供たちのノートはすべて内容が同じになるはずです。ですからあえて他人のノートを見たりすることもないかも知れません。ある子は病気で学校を休んだために授業が受けられず、休んだ日の授業に関して友達にノートを見せてもらいました。すると見せてもらったこのノートと自分のノートでは書き方が異なることに気が付きます。ある学校においては他人のノートを見せ合う教育方法を取っています。一般的なノートはページを足せないので、すべてのページを書き終えたら別のノートを使います。学年が変わったりして必要なくなったノートを学校に提供し、それを誰もが見られるようにしています。この教育法によって周りの人がどんなノートの取り方をしているのかがわかり、問題点があるなら改善が可能になります。また見せ合うことを前提にしておくことで自分からわかりやすいノート作りをする意欲も生まれます。